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47エッセイコラム

五感で感じるエッセイ『イン・ラケ’ッチ!』  白川ゆり


27.やっぱり、東京タワー
東京タワー 夜

TOKYO2020オリンピック開幕まで半年を切った。世界各国から人々がやってくる。
WELCOME TO JAPAN! 
WELCOME TO TOKYO!

ホスト国の一人として、この機会に東京を存分に楽しんで頂きたいと思い(と言っても、特別な何かができるわけではないが)、数ある名所の中で真っ先に頭に浮かんだのは、やっぱり東京タワーだった。

東京スカイツリーが出来るまでの長きに亘り、東京のランドマークとして、移りゆく街並みを見守って来た東京タワー。

主なる役目を終えた今でも、その姿は、変わらず華やかに東京の街を照らし続けている。

東京に生まれ育った私は、東京タワーが原風景として深く胸に刻まれ、思い出と直結している。
子どもの頃、展望台から眺めた景色はスモッグで霞み、ビルばかりだったが、ずっと向こうに地平線を縁取る山並みが見え、とても不思議な気持ちがした。それは、ここだから見える特別な景色だった。

大学生になり、初めての一人暮らしで、ベランダの窓を開けた時、小さく東京タワーが見え、とても嬉しくなった。働くようになって、仕事帰りの深夜のタクシーの中で、ライトアップされた眩しい佇まいにハッとして、なぜだか、励まされた気がした。

ある時は、旅先から戻って来て、帰路の車窓に見え隠れするその姿にホッとした。

…記憶のあちこちに東京タワーがある。

十数年前、新タワー建設の話が耳に入った時、東京タワーの行く末を案じたのは私だけではないだろう。
この街に住む人は、多かれ少なかれ東京タワーに感情移入してしまうのだと言ったら、少しセンチメンタル過ぎるだろうか。

人も街も文化も、めまぐるしく変わり続ける東京の中で、正式名称「日本電波塔」(にっぽんでんぱとう)は、半世紀を越え、変わらぬ軸として、ある。

東京タワー
「変わらないという事は、更新しているという事」 と、誰かが言っていた。本当に何も変わらないのであれば、それはただ古くなっているだけなのだから。

東京タワーは、令和の新しい取り組みとして、毎日のライトアップとは別に、毎週金曜と土曜の20:00〜24:00に、新しい時代の永遠の光「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」の点灯を始めた。

毎月のカラーがあり、1時間毎にカラーのデザインも入れ替わる。

また、毎正時(00分)の「純白の煌めき」、消灯前のエピローグの演出「ミッドナイトパターン」の点灯等々、様々な仕掛けで私たちを楽しませてくれている。

機会があれば、是非、見てみて欲しい。




紅梅色(2月現在)、桜色(3月)、新緑色(4月)と、季節ごとに装いを変える東京タワーは、まるで、おしゃれなおばあちゃんみたいだな。

これからも、孫みたいな(?)東京スカイツリーとオシャレを競っていつまでも元気でいて欲しい。

やっぱり、東京タワー大好き。

 

 

[白川ゆり プロフィール]
CASA DE XUX代表/アロマハンドセラピスト/アロマテラピーアドバイザー
2009年〜 マヤの聖地を巡るワールドツアーに参加。パレンケや先住民が住むラカンドン村等、数々のマヤの聖地を訪れる。
また、国内外のマヤの儀式において、火と香りで場と人を浄化する「ファイヤーウーマン」を務める。
2011年〜 マヤの伝統的な教えを伝えるワークショップを開催。
マヤカレンダーからインスピレーションを得たオリジナルアロマミストシリーズ「ITSUKI」を制作。



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