・TOP・47エッセイ>・47エッセイコラム62

47エッセイコラム

「台所から旬だより」  高倉知子

「旬を食べるということ」

世の中にはありとあらゆる健康法や食養生がありますが、共通認識になってきたなと思うのは「旬のものを食べる」ということ。
薬膳の基本は、自分の体質や体調、目的に合った食材を選んで適切な調理をし、腹八分目を心がけて食べ、季節に沿った生活を送るということですが、その中でもやっぱり「旬のものを食べる」ということを大事にしています。

野菜や果物や魚などがもっともおいしい時期のことを旬といいますが、実はこの旬という言葉も九星気学の基本「十干(じっかん)」からきています。
前回のエッセイにも出てきた「十干」とは、「甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)」という十種の天の気の巡りのことで、「年・月・日」を表すのに使われています。
旬とは、この十干がひと巡りする「十日」という意味で、私たちがふだん何気なく使っている「上旬」「中旬」「下旬」という言葉もここからきています。

筍とわらびの炊き込みご飯と筍とわらびの煮物そんな旬を表すのにぴったりな食べ物といえば「筍」ではないでしょうか。
竹かんむりに旬と書く筍は、十日しかおいしく食べられず、十日過ぎると竹になるといわれています。
繁殖力が旺盛で生長が早い筍は昔から「精が強い」ともいわれていますが、確かに筍料理を食べる時には「命をいただいている」という思いがこみ上げてきます。

その筍の産地といえば九州地方が有名です。
先日、九州地方で発生した地震の影響で様々な被害が広がる今。
何もしないでいる自分はいけないのではないか、自分にいったい何ができるのだろうかと思い悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。
また、このような自然災害が起きた場合、飲み物や食べ物に不自由されている被災地の方々に申し訳ないという思いにとらわれてしまうこともありますよね。
でも、「食べる」ことだって支援につながります。
確かにその場に行かなければできないこともたくさんありますが、義援金を送る、九州地方のアンテナショップで名産品を購入する、ふるさと納税をするなど、今この場でできることだってあります。

「今・ここ」でできることをし、日々の生活を淡々と過ごし、なるべく心身ともに健やかでいることも大事ではないでしょうか。
私も自粛ムードに流されそうになることもありますが、これからも色んな旬の食材を使って、からだによくておいしい薬膳料理を作り続けたいと思っています。

できることはほんの小さなことばかりですが、一日も早い復興を心よりお祈りしております。

 




[高倉知子 プロフィール]
うなぎ薬膳料理のマンツーマンレッスン『楽しく薬膳』主宰 「おうちごはんで薬膳を!」がモットー。カウンセリングによる薬膳アドバイス、薬膳イベントやセミナー講師、地域情報サイトやネットショップへの薬膳レシピ&レクチャー提供など幅広く活動中。

自他ともに認める「くいしんぼ」で食べたがりの作りたがり。料理講師はまさに天職?? 最近のテーマは、「薬膳」と深いつながりのある「九星気学」の知恵を活かして「おいしく食べて心身ともに健やかに、そして運のいい人になる」ということ。




ページ上に戻る

47エッセイ

47エッセイ

プレスリリース無料作成

プレスリリースを無料で作成します

プレスリリース無料作成

メールマガジン登録

月1回のメールマガジンの登録をお願い致します

メルマガ登録

47PRアンテナショップ

47PRアンテナショップ

コンタクト47PR

Facebook