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47エッセイコラム

「台所から旬だより」  高倉知子

春の土用の過ごし方 〜脾胃を助ける発酵食品のすすめ〜

味噌作り春土用に入りましたね。
こちらのエッセイでも何度かお伝えしていますが、土用は年に4回あります。
いわゆる季節の変わり目なのですが、2017年の春土用は4月17日(月)から5月4日(木)までの18日間。
この土用期間は、どんな人でも体と心、そして運気が乱れがちになります。
どんな人でもと書きましたが、実はその中でも特に強く影響を受けやすい人たちがいます。
例えば、生年月日に二黒、五黄、八白という「土星」を持つ人、または丑、辰、未、戌の「十二支」を持つ人。
こういった人たちは、自分の生年月日の中、つまり体の中に「土用の気」があるために、天と地に満ちている「土気(どき)」を呼び寄せて結びつきやすいため、他の人たちよりも悪影響を受けやすいのです。

ところで、土気の悪影響とは何でしょうか。それは「腐敗や停滞」です。
気持ちがくさくさする、胃腸の調子が悪い、順調に進んでいた物事がスムーズにいかなくなるなど、停滞感や閉塞感、なんらかの不調をこの時期に強く感じる人は「土気」を持っているからかもしれません。
ここまで読んで「生まれつき土気を持っている私ってついてない…」なんて思われた人もいるかもしれません。
でも、嘆いていても仕方ありません。
何を隠そう私も「土用の気」を持って生まれてきています。
土用期間は何ごとも不安定になりがちだってわかっているのですから、薬膳と運命学の知恵で乗り切ってしまえばいいのです。

筍とわかめのお味噌汁薬膳では、土気の悪影響は五臓六腑の「脾胃(消化器系)」にあらわれると考えます。
脾胃の働きがダウンするのですから、土用期間は暴飲暴食をせずに腹8分目を心がけ、脾胃の働きを助けるものを食べるようにすればいいのです。
脾胃を助ける食べ物には、穀類、豆類、芋類、根菜類などたくさんありますが、その中でも特におすすめしたいものが「発酵食品」です。
日本古来のものでは、味噌や醤油、酢や酒、鰹節や漬物などがありますし、その他にも、チーズやヨーグルト、パンなど普段何気なく食べているものも発酵食品です。
なにか特別な薬膳食材を使わなくても、例えば、大豆、麹、塩のみで天然醸造された味噌と鰹節でとった出汁で作る具沢山の味噌汁、旬野菜のぬか漬けを食べるだけで開運食養生ができちゃいます!

ただし、ここで注意して欲しいのは「本物」の発酵食品を選ぶということ。
スーパーなどでやたらと安く売られている味噌や漬物は、短期間で発酵させる速醸法(そくじょうほう)で作られていたり、化学合成添加物が使われているものがほとんど。
残念ながら、そのような味噌や漬物には、発酵食品が本来持っている脾胃の働きを助けるという効果は期待できません。
偽物の味噌を食べるくらいなら、いっそのこと自分で味噌作りをしてみるのもいいかも??
ハードルが高そうな味噌作りですが、毎年開催しているレッスンでは、食べきりサイズの少量仕込みをお伝えしているので「思っていたよりも簡単にできる!」と好評をいただいています。

体と心、そして運気が不安定になりがちな土用期間だからこそ、本物の発酵食品を選んで食べたり、作ってみたりするという開運食養生をはじめてみませんか?



[高倉知子 プロフィール]
うなぎ薬膳料理のマンツーマンレッスン『楽しく薬膳』主宰 「おうちごはんで薬膳を!」がモットー。カウンセリングによる薬膳アドバイス、薬膳イベントやセミナー講師、地域情報サイトやネットショップへの薬膳レシピ&レクチャー提供など幅広く活動中。

自他ともに認める「くいしんぼ」で食べたがりの作りたがり。料理講師はまさに天職?? 最近のテーマは、「薬膳」と深いつながりのある「九星気学」の知恵を活かして「おいしく食べて心身ともに健やかに、そして運のいい人になる」ということ。




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